8月課題「秋」南都礼子先生 伊東綾子

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  • #4165

    jaito
    参加者

    貝賀あゆみ先生

     

    こんにちは。今月もどうぞよろしくお願いいたします。

    課題は「秋」で、ストーリーは「秋色の食卓」です。

    初めは他のスタイリングでトライしていたのですが、

    前回せっかくテーブルコーディネートを習ったので、こちらにしてみました。

     

    花の仕事なので、やはり主役は植物を使ったテーブルデコレーションで・・。

    ドライフラワーや実物を使って、秋らしい色合いでテーブルを彩り

    ココットで調理したホクホクで温かいお料理をワインと楽しむ・・というイメージです。

    ここ数日暑さが和らぎ、食欲も戻り、妄想を膨らませやすかったです!

     

    色々なアングルやカメラ設定で何百枚も撮影したので、一体どれがいちばん良いのか

    悩みに悩みました。主役はあくまで植物を使ったテーブルデコなので、

    ココットは部分カットした方が良いのか、または可愛いので全ていれた方が良いのか、

    俯瞰が良いのか、椅子に座っている視点が良いのか・・など選択肢が多すぎました・・。

    結局、主役の植物たちにリズムがいちばん感じられるかなと思った俯瞰を選びました。

     

    添削のほう、どうぞよろしくお願いいたします。

     

    伊東 綾子

     

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  • #4170

    kaiga
    参加者

    伊東さま

    今月もどうぞよろしくお願いいたします。
    8月の課題は「秋」ということで、
    テーブルのセンターピースの、
    ドライフラワーや実ものが主役のスタイリングですね^^

    「ココットで調理したホクホクで温かいお料理をワインと楽しむ」という
    ストーリーをしっかり作ってスタイリングされているのが
    とても良いと思いました。

    ストーリーがしっかりしていると、
    主役や脇役がはっきり決められるので、
    伝えたいことがストレートに伝わってくると思います。

    今回はセンターピースの花材が主役なので、
    ココットを切ったことで主役が分かりやすいと思いました。

    ただ、ココットの色が黒色で濃い色味なので、
    目線がそちらに持って行かれてしまうので、
    上と下にあるココットが離れすぎてして、目線がそちらに流されてしまうのが
    ちょっともったいない感じがします。

    今回は秋のスタイリングなので、
    ココットの下のガラスのお皿は外してあげると良いと思いました。

    木のテーブル、花材はザラザラした質感ですし、
    ココットもテカリのない質感なので、
    夏らしいガラス素材を外してあげるともっと秋らしく見えると思います。

    また、ガラスのお皿を外すことで、ココットのお皿を中央に寄せることができるので、
    もっと花材に寄って撮影できると思いました。

    image

     

    アングルは斜めにしてしまうと、
    手前の目立つココットがボケてしまうので、
    今くらいの俯瞰で大丈夫です。

    色々なアングルで何枚も撮影したということでしたので、
    もう少しだけ踏み込んだアドバイスを入れさせていただくと、
    フォトスタイリングの場合には、三脚を使って、どの位置から撮影するかを
    決めて、ファインダーを覗きながら調整していきます。

    アングルを変える際には必ずまたファインダーを覗きながら
    小物の重なりや配置を微調整していきます。

    なのでいろんなアングルから撮影するというよりは、
    アングルを決めて、三脚を立てて、ファインダーを覗きながら
    小物のスタイリングをしてみてくださいね!

    仕上がりを楽しみにしています。

    貝賀

  • #4188

    jaito
    参加者

    貝賀先生

     

    こんにちは。

    早速に丁寧なご指導、ありがとうございました。

     

    ガラスのお皿、ちょっと確信犯的に使用しておりました・・・。スミマセン・・。

    まず、主役を立たせるには、ココットを少し離した方がよいと思ってしまっていました。

    そうすると花材まわりがちょっと間延びするので、大きなお皿をもう一枚重ねようと思いましたが

    そのサイズがガラスと白磁しかなかったので、「夏っぽいな」と思いつつ

    地の木肌が見えるガラスにしてしまいました。

    ご指摘いただいた通り、質感、季節感がNGですね・・・。

     

    今まで使っていたお皿は質感がアンティークに合うので選んだのですが、

    色が薄いブルーグレーでしたので、より秋らしいマットな朱色の漆器に変え

    クロスの色もベージュ系にして、花材との親和性をよくしてみました。

     

    アングルとファインダー越しの微調整についても、踏み込んだアドバイスをいただき

    どうもありがとうございます!とても勉強になりました。

    前回は、ひとつのアングルごとに設定を変えて何枚も撮影し、

    アングル決定までにかなりの時間をかけてしまいました。

    今回は、アングルは決まっていたので、その中でファインダーを覗きながら、

    小物のボリュームや向き、位置など微調整を繰り返しましたので、

    より密度濃く、効率的にできたように思います。

    練習を重ねながら、アングルは数カットの撮影で決められるようになり、決めたアングルで

    スタイリングを深めていけるようになれればと思います。

     

    テーブル自体が古いアンティークで、木の反りが多少あるので

    ココットの下にマッチ箱をいれて水平の調整をしてみましたが

    バランスは大丈夫でしょうか・・・。

     

    再度添削の方、どうぞよろしくお願いいたします。

     

    伊東 綾子

     

    reselect_22Aug

  • #4193

    kaiga
    参加者

    伊東さま

    早々に撮り直していただいて
    ありがとうございます!

    あ、ガラスのお皿はあえて主役から離すために
    使っていたのですね(笑)

    今回、朱色のお皿に変えていただいて、
    秋の実ものの赤と、とても馴染むようになったと思います。

    ココットを主役の花材に寄っていただいたことで、
    主役にグッと寄ることができ、
    伝えたい主役がしっかりと伝わるようになったと思います。

    赤に茶色、木の質感、そしてキャンドル。
    とても温かみのある秋らしい雰囲気にまとまりました。

    ココットもとても素敵なアイテムなので
    アクセントになっていて可愛いですね!

    8月の課題、こちらでばっちりOKです。

    ココットの下にマッチ箱を入れて調整していただいたとのこと、
    とても自然に見えますし、歪みは撮影している時に気づかないことが
    あるのですが、細かいところもしっかり調整して撮影されて
    素晴らしいですね!

    細かい調整お疲れさまでした♪

    貝賀あゆみ

  • #4197

    jaito
    参加者

    貝賀先生

     

    こんにちは。

    早速に添削してくださりありがとうございました。

     

    今回、俯瞰のテーブルコーディネートに初めてトライしてみましたが、

    丁寧なご指導のお陰で、何度か重ねてやりながら、法則の大事な点をあらためて確認することができました。

    やっているつもり・・でいても、いくつも抜けていることがあるということも

    認識できました(汗)!とても良い勉強になりました。ありがとうございます。

     

    あともうひとつだけ、確認させていただけますか?

    今回は、視線を集めること、もっと寄って撮影することで主役の花材を強調するという目的で

    ちょっと存在感強めの脇役ココットを主役の花材に近づけた・・と理解いたしました。

    法則3に「寄って迫って・・」がありますが、俯瞰撮影の場合、主役を立たせるやり方として

    今回のように、視線を集めるために脇役の小物も主役のそばに寄せるのが基本と考えれば

    よいでしょうか?

     

    来月は、早くも2級ベーシック最後の課題提出となってしまいますが

    引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

     

    伊東 綾子

  • #4202

    kaiga
    参加者

    伊東さま

    今月の課題もお疲れさまでした。
    とても秋らしいテーブルのスタイリングだったと思います。

    今回のテーブルのスタイリングの場合、
    上と下に大きく分かれていたココットを中心に寄せていただいたのですが、
    今回の場合には「ココットの色が主役の色よりも目立っていたこと」が
    あったので、中心に寄せていただきました。

    もしこれが、お花の方が色が強くて目立つ場合には、
    前回のように離してあげていても大丈夫だったかもしれません。

    「寄って迫って切る」を俯瞰で表現する場合、
    ポイントになるのが

    ・主役はなるべく切らない
    ・脇役のアイテムをカットする
    ・俯瞰の場合にはアイテム同士があまり重ならないように

    この3つがポイントになってくるかな?と思います。
    俯瞰の場合にはどちらかというと今回くらい引いて撮影することが
    多いので、主役はあまり切ることがないかな?と思います。

    ちょっと俯瞰の参考イメージをいくつか添付しますね。

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    これは俯瞰でも比較的寄ったスタイリングになります。
    ノートなどは切っていますが、ハンドクリームや時計は切っていないと思います。

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    こちらはお皿の上の鍵が主役のスタイリングですが、
    アイテムを寄せていますが、一つ一つの小物の間には
    余白を入れてスタイリングしています。

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    こちらは中央の茶葉が主役のスタイリングです。
    ぎゅっと寄せていますが、主役の周りにはあえて余白を多めに入れて
    効果的に見せています。

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    ファッションのスタイリングではアイテム同士を重ねる
    スタイリングを多く見かけます^^

    スタイリングには「これが正解」というのがないので
    それが難しいところですが、
    余白を大きく入れたり、寄せてみたり、
    遊び心を入れてスタイリングしてみるのも楽しいと思います。

    課題を考える時にも、主役が決まったら
    pinterestなどでどんな感じにスタイリングしようか
    イメージを膨らませてみるとやりやすいと思います。

    もしやってみたいスタイリングがあったら、
    同じ感じにスタイリングしてみると、自分とは違った表現の方法や、
    ラインの取り方なども見えてくると思いますので、
    ぜひ、いろんな写真を参考にしてみてくださいね!

    来月の課題も楽しみにしています。

    貝賀あゆみ

  • #4210

    jaito
    参加者

    貝賀先生

    こんばんは。

    早速、色々なイメージと共にアドバイスをいただきありがとうございました!

    どのイメージも、小物との距離感は様々でも、主役として見せたいものが、素直にシンプルに伝わってくると感じました。

    「これという正解がない」というのが好きです。「遊び心」も大事ですね!法則はしっかり頭に入れつつ、たくさんのイメージや絵なども見ながら、自分らしいスタイルを少しずつ作っていけたらと思います。

    ありがとうございました。来月もよろしくお願いいたします。

    伊東 綾子

     

     

  • #4219

    kaiga
    参加者

    伊東さま

    本当にそうですね!
    法則は頭に入れつつ、自分らしいスタイリングで
    表現されると、撮影するのがどんどん楽しくなってくると思います。

    来月の課題も楽しみながら撮影してください♪
    今から楽しみにしています。

    貝賀

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