フォーラム一覧 › フォーラム一覧 › ◆準1級アドバンス講座 › 2021年準1級8月課題 › 8月課題「「墨彩画で伝えたい季節の楽しみ」ヤノミサエ先生(井上真奈美)
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2021年8月31日 4:48 pm #11260
吉田先生、こんにちは。
カルチャーセンター勤務の井上です。
今回で最後の投稿となりました。最後の投稿も子供の夏休みの宿題のように、
締め切り最後のギリギリの飛び込み提出となってしまいました(汗)すみません!
今回は墨彩画の先生より作品をお預かりしたので、
少しでもご興味のある方が墨彩画を始めてみたいと思っていただけたらいいなあと
思いながらスタイリングをしてみました。どうぞよろしくお願いいたします。
「墨彩画で伝えたい季節の楽しみ」
①
忙しい大人だからこそ見つけたい豊かな時間。
紅梅(こうばい)青磁(せいじ)花百緑(はなびゃくろく)金黄土(きんおうど)・・
美しい和の色名の顔料絵の具で和紙に筆で描く墨彩画。四季折々に作品を飾ったり、
なかなか会えない人に巡る季節の癒しをお届けしませんか?②
春には春のお花をいっぱいに。
③
夏は涼しさを集めて。
④
秋はたくさんの実のりを。
冬にはお正月を華やかに。
日々の暮らしに添えて。。。
最後の投稿は盛りだくさん頑張ってはみましたが、
紙の表現は難しかったです。
時間切れでいろいろ自分でも残念なところがあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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2021年9月2日 12:32 pm #11267
井上真奈美さま
こんにちは 吉田です。
投稿ありがとうございます。スクールやサロンにご興味を持っていただくための一歩として
写真はとても有効だと思います。講師ご本人は作品に思いがありますので
他の方の目線はとても大切ですし
ご本人も参考になるかと思います^^フォトスタイリングは作者自身がスタイリングして撮る、と
すべてをまかなうためのテクニックや考え方を学ぶという
とても貴重なシステムです。
ぜひこれからもお仕事に活かしてくださいませ^^それではご一緒に見てまいりましょう。
【画像1】
撮影時気を付けなければならないことのひとつが
水平・垂直です。こちらの画像は水平・垂直を取る位置を変えれば
井上さんがイメージした結果に近づくのでは・・・と想像します。今回のシーンはお部屋の中です。
テーブルからアイテムが滑り落ちてしまいそうで
見る側はなんだか落ち着きません(^^;テーブルに対して横に立ち、上から斜めに見下ろしたシーン。
受講者:椅子に座って絵を描いている
指導者:テーブルの横に立って見ているそんなシーンはよくあるものです。
この斜めからテーブルを見下ろすというシーンは
どこで水平を取るのがなかなか難しかったと思いますが
今回のようにテーブルの横ラインで水平を取るのは
もしかしたらあまりしないような気がします。この場合は「床」を意識してみてください。
お部屋の床は水平ですね^^
今回のアイテムや状況では椅子がわかりやすいかもしれません。
椅子の縦ラインが決まると、だいぶ違って見えるかと思います。今後このようなシーンを撮影する時の考え方のひとつとして
スタイリング時点で垂直が取れるアイテムを画面中央付近のテーブル上に
加えておくと垂直が取りやすいと思います。そして大切なのはやはり三脚を使うことかと思います。
カメラを三脚に固定すると曲げ撮りはかえって難しいかもしれません^^手持ち撮影では容易にカメラを曲られますので
躍動感や不安、迫力など撮影者の意図がある場合は効果的ですね^^
手持ち撮影、三脚使い、ぜひ使い分けてみてください。【画像2】
作品の花画をお花のように広げた作品ですね^^
意図が伝わってきます。
下地のピンクも良いですね^^左からのサイド光ですので右が少し暗く感じます。
今回は陰影はあまり付けなくても良いように思いました。
レフ版を使ってみてはいかがでしょうか^^今後のアドバイスとして。
丸く広げた見せ方はマンガの回でもありました^^
今回は「和」のテイストで、四角い用紙ですので
まっすぐにキチンと置くのも良いかもしれませんね^^
見せ方のバリエーションをぜひ^^【画像3】
シーンの作り方はとても良いです!
逆光ですので手前に影ができています。
これはレフ版で少し弱めてあげても良いように思います。団扇2つを中央に向けるのであれば
この場合は、小さな色紙3つを画面中央に置いて(画面の中心もとる)
全体で大きな三角を意識した構図にしてみても良さそうです。または、左の団扇を右と同じように置き
方向を合わせるのも良さそうです。
その場合は今より若干前後距離を取って前景:色紙3つ
中景:団扇(左のもの)
後景:団扇(右のもの)と、奥行きを感じさせる「くの字」で置くと良さそうです。
前後差を付けた場合気を付けるのは奥のボケ感です。
この作品はボケ感より、すべての作品を見せてあげたいので
F値に気を付けて調整してみてください。【画像4-1】
こちらもシーンの作り方がとても良いですね^^
露出具合もなかなか良い感じです。
高さを活かして縦カットを選ばれたのも良かったと思います。1点だけ。
色紙とハガキの下ラインが少し半端に見えます。
曲げるのか、水平を取るのか、明確にしましょう^^個人的には色紙とハガキの位置に前後差があっても良いので
画面に対して水平を意識されると良いように思いました^^【画像4-2】
こちらも良いですね!
画像3~4の3枚、作品の見せ方ステキです^^平たい主役と高さのある脇役(色紙)の組み合わせですが
よくまとめられたと思います。
下地選びも良いですね!水平もよく取れています。完成度をさらに高めるためにあと少し。
この場合は左右対称をしっかり意識してみましょう。色紙の「風」、折敷のハガキなどで画面中心を取り
余白(色紙の左右、折敷の左右)を同じ分量にしてみてください^^本当に盛りだくさんでしたね^^
見せ方もいろいろ工夫されていますし
墨彩画の魅力が伝わってきました。これからもぜひお仕事に活かしていただけるとうれしいです^^
お疲れさまでした!!吉田
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2021年9月3日 7:38 pm #11271
吉田先生、こんばんは。
添削をありがとうございました。
【画像1】は、一番悩んだ撮影でした。
画材を撮りたかったのですが、作業風景的にしたかったのです。
自身の手も入れようと試みましたが、
そうすると人の手の方が目立ってしまい、、、本当に悩みました。椅子を縦ラインに決めるとこんなにも安定した絵になるのですね。
三脚の使用もするようにします。
【画像2】については、実はまっすぐのバージョンも撮影していたのです^^;
真ん中のお雛様と文章がお花型の方が合ってると思ったのでこちらを採用しました。が、マンガの時と同じになってしまい、
それをご指摘いただき、覚えてくださっていた事に感激しました!^^
バリエーション、もっと増やしていくよう、精進いたします!画像5の画像番号を入れ忘れて提出をしてしまいました。
すみません!左右の余白のとり方、水平垂直のとり方、まだまだ課題が多いですが、
このあと引き続きヤノ先生の構図講座を受講いたしますので
今後もしっかりと学んでいきたいと思います。約半年間、驚くほどあっという間でした。
吉田先生の添削にいつも目からウロコがボロボロ落ちていました。本当に本当にありがとうございました!
井上真奈美
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