フォーラム一覧 › フォーラム一覧 › ◆クリエイティブ研究科 › 2019年クリエイティブ5月 › ★最終資料 5月「花講師直伝!芍薬の固いつぼみの開花方法」岡智子
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2019年5月24日 3:21 pm #7090
森村先生、加藤様
いつもお世話なっております。
〈企画の内容〉
固いつぼみが咲かずに終わってしまった経験のある方も多い芍薬の切り花。
咲くまでが長く、咲いてからは寿命が短い芍薬だからこそ
上手に水揚げをし、沢山の方に少しでも長い期間、芍薬を楽しんでいただけたらと思い
こちらのコンテンツを作りました。
どうぞよろしくお願いいたします。
〈企画のタイトル案〉
1.花講師直伝!芍薬の固いつぼみの開花方法
2.簡単!芍薬の固いつぼみをキレイに開花させる方法
3.花講師直伝!芍薬の簡単開花方法
「花講師直伝!芍薬の固いつぼみの開花方法」
固くて小さいつぼみからは想像できないくらいの大輪の花を咲かせる芍薬。
小さなつぼみから満開まで、これほどまで劇的に変化するお花は珍しいです。
芍薬は開花し出すとスピードが加速しあっという間に満開になりますが、
咲くまでの間が長く、固いつぼみが咲かずに終わってしまうこともある
すこし手間のいるお花です。
つぼみを買って、咲かずに終わってしまったという残念な結果とならないように
今回は少しのコツで開花させやすくする方法をご紹介します。
画像①
画像②
STEP1 必要物品を用意する
左から
①新聞紙
②タオル
③固いつぼみの芍薬
④セロテープ
⑤花切ばさみ
⑥花瓶
⑦テッシュペーパーorキッチンペーパー
画像③
STEP2 固いつぼみを用意します。
画像④
STEP3 つぼみの蜜を拭き取る
つぼみの先についているベタベタした密を優しく濡らしたペーパーで拭き取ります。
開花をおくれさせる原因の1つにこの密があります。
この密がつぼみについたままだと開花の妨げになります。
理由は、エネルギー供給源の根を切りとられた切り花の芍薬はパワー不足な状態だからです。
パワー不足の状態で、非常に固いつぼみを開花させるには
かなりのエネルギーが必要になってきます。
ネバネバとして開花しづらくしている蜜をとってあげると開花しやすくなります。
水で洗い流してもOKです。
画像⑤
STEP4 葉っぱを適度に取り除く。
芍薬は沢山の葉がついています。
そのままだと葉っぱから沢山の水分が蒸散してしまいます。
すると肝心な開花に必要な水分が不足してしまいます。
たっぷりな水分、栄養があってこそ開花に必要なパワーが保たれます。
上の葉3枚位を残して下葉を全て取り除き、花への水揚げをよくしてあげましょう。
画像⑥
STEP5 茎の切り口は斜めに。茎の長さは短めにカットする。
多くの花に共通する切り口カット方法です。
斜めにカットすることで、水を吸い上げる面積が増えます。
また茎の長さを短く切ることで、花全体に水が行き渡りやすくなります。
水をためたボウルや花瓶の中でカットするとなお水揚がりが良くなります。
画像⑦
画像⑧
画像⑨
STEP6 新聞紙にくるむ
ふんわり新聞にくるむのではなく、葉を全ていれしっかり目に巻きます。
葉とつぼみが新聞紙の中で収まるようにくるみます。
画像⑩
画像⑪
STEP7 深水に入れる
花瓶に多めの水を入れ、新聞紙ごと給水します。
新聞紙が水にぬれるくらいに浸します。
画像⑫
半日後
画像⑬
1日経過
STEP8 水揚げが成功すると固いつぼみがほぐれてふんわりしてくる。
うまく水が揚がってくると固さがぼぐれ、花びらの見える面積が増えてきます。
ここまで来たらもう大丈夫。
個体差があって加速をつけて開花する花や
2~3日かけてゆっくり開花する花
開花スピードはさまざまですが、花開くようになります。
これでも咲かない場合は湯揚げします。
それでも咲かない場合は、そもそも咲かないつぼみなのかもしれません。
最近では、生産者さんも日々奮闘されていて
「咲ききる芍薬」をブランドにして産地もあります。
昔よりかは咲ききらない芍薬は減ってきているのは嬉しいですよね。
固いつぼみがなかなか咲かない場合、是非試してみて下さいね。
画像⑬
以上です。
岡智子
HP:https://www.shiu2019.com
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2019年5月25日 10:48 am #7094
岡さん
写真はこちらでOKです~!
堅いまま咲かないことがあったので
「そうなんだ~」と読み入ってしまいました^^
タイトルに★最終資料を追加してください。
マキコさんの編集作業がスタートします。
引き続き作品楽しみにしております。
森村
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2019年5月25日 11:55 am #7097
森村先生
早速のお返事、誠にありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
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2019年5月26日 5:37 am #7101
岡様
編集担当の加藤です。
本日、記事を公開しますのでご確認くださいね^^芍薬は咲かないものも多いのですね!
花初心者なので、売られている花は咲くものだと思い込んでいたので
咲かないものがあることにビックリでした。ひとつひとつの工程写真がついているおかけで、お花初心者の方でもわかりやすい記事になっていると思います!
写真の枚数が多くなると、全体を通した写真の明るさや色合わせは必須になります。
ダウンロードして、全画像を確認したとき、数枚写真が暗いのが気になりました~。
7と8だけほかの画像より暗いのがわかりますか?
(背景画同じ白バックなのに、くすんで見えます)こちらの画像は少しだけ明るさを変更しました。
また、最後の華やかなスタイリングの主役が逆光で暗くなってしまったので、画処理で暗くなったところを明るくし、素敵な白い机は逆光で木目が飛び気味だったので質感を戻しました。
ただ、背景のレースのカーテンや白いポットは完全に白トビしてしまったので、戻すことはできませんでした。画処理で暗い画像を明るくすることはできますが、白トビした画像はデータがないので調整できません。レースのカーテンを背景に使う場合は、白トビしないように撮って、見せたい被写体を画処理で明るく仕上げてあげた方がいいですよ^^
画処理で仕上げる場合、リサイズしてから画処理するのではなく、画処理してからリサイズという順番を間違えないように気をつけてくださいね。
(小さなサイズで画処理すると、画質が悪くなってしまうので、、、)今後の参考にしてみてください~!
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2019年5月27日 8:50 am #7111
加藤様
丁寧に編集してくださり、誠に有難うございます。
言い訳のようでなんなのですが、明暗差は気づいていましたが、画処理機能の不具合がありできずにいました。
おかげで大変助かりました。有難うございます。
白とび問題は、よくやりがちですので、以後注意を払い撮影したいと思います。
ご指摘ありがとうございます。大変参考になりました。
お時間ない中、迅速に対応してくださり、加藤様、森村先生には感謝しています。
誠に有難うございました!
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
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