8月課題「秋」井上このみ

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  • #4109

    jkinoue
    参加者

    平原先生

    こんばんは。先月はギリギリの投稿にも関わらず丁寧なご指導ありがとうございました。ふだんカメラを手に取っても、なかなか複数展開を意識して撮る機会がないので、久々のフォーラムは良い復習になりました。土日しか作業できないため遅くなってしまいましたが、お言葉に甘えて先ほど7月分を再投稿させて頂きましたので、そちらも併せてご確認頂ければ幸いです。

     

    さて、今月の課題は「秋」を選択しました。先月以上に、構成に悩みましたが、まずは投稿させて頂きますので、宜しくお願い致します。

     

    タイトル「和洋折衷!外国の方への手土産に」

    <1枚目>

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    食品とワインの輸入販売に携わる私にとって、「秋」は取引メーカーの来日ラッシュの季節。特にワイン業界では秋冬がシーズンのため、秋になると多くのワインの造り手が来日し、そのプロモーション活動の通訳兼お世話係として全国行脚の旅に数多く同行してきました。

    自分が外国に行く時はもちろん、外国人を日本にお迎えする時に悩むのがちょっとした贈り物に何を用意するか。お互いによく知った仲なら、好みに合わせて選ぶこともできますが、初めましての相手に贈りやすいのはやはりお菓子ですよね。

    そこで、そんな手土産にオススメの地元さいたま市の登録銘菓「白鷺宝(はくろほう)」をご紹介します。

     

    <2枚目>

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    「白鷺宝」は餡をミルク等でコーティングした和菓子。餡がミルクやすり蜜に包まれているため、口に入れた時に和洋折衷の味わいが広がり、和菓子を食べ慣れていない外国の方にも受け入れやすいのです。小ぶりなので、日本人なら黒文字で2〜3口で食べますが、外国の方なら一口で食べてしまうかもしれませんね。

     

    <3枚目>

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    代表的な「白鷺宝」は黄味餡をミルクで包んだタイプ(上段真ん中)ですが、その他の味のバリエーションも豊富。抹茶、こし餡、胡麻餡などの王道餡のほか、ちょっと変わり種のかふぇ(黄味餡にコーヒー風味のコーティング)も定番ラインナップです。

    また、季節限定で今の時期はあんず餡(下段真ん中)も選べます。

     

    <4枚目>

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    詰め合わせは何種類かありますが、「おさらい箱」がオススメです。

    六角形の箱に好きな組み合わせで詰めてくれます。店頭で並んでいるセットだと、7個入りのものなら「白鷺宝」5つに「茶ちゃ(抹茶餡)」と「玉しずく(こし餡)」が1個ずつ入りますが、抹茶は近年洋菓子にも取り入れられていて外国人にも人気なので、私は抹茶や季節限定のあんず餡を多めに詰めてもらってます。

     

    <5枚目>

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    実はこの「おさらい箱」も贈り物として喜ばれるポイント。箱の蓋に紅葉などの柄が描かれた和紙が使用されていて、箱だけでも絵になるのです。プレゼント仕様には、一般的な包装紙仕上げだけでなく、赤いリボンをかけるだけにして絵柄を見せることもできるし、ちょっと前から人気の風呂敷包みも選べます。

    <6枚目>

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    「おさらい箱」はサイズ違いで、12個入りにすることもできます。

    食品は食べ終わったらそれで終わりですが、パッケージに日本らしさがあるので、箱だけお持ち帰り頂いて飾ったり、何かをしまうのに再利用してもらってもいいですね。

    <7枚目>

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    ここ最近、和菓子とコーヒーを合わせたり、お酒を合わせるマリアージュもSNS上でよく見かけますが、この「白鷺宝」はミルクコーティングのおかげか、特にコーヒーと合わせやすいと思います。

    <8枚目>

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    アルコール類なら日本酒よりもウイスキーがオススメですね。

    日本茶に限らず、コーヒーやウイスキーといった、外国でも手に入りやすい飲み物と気軽に合わせられるので、飲み物を選ばないという点も手土産にしやすいポイントのひとつです。

    <9枚目>

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    贈り物というと、つい日本ならではのモノということで日本酒を最初に考えてしまいがちですが、来日中の人に渡すにしても自分自信が海外に持って行くにしても、瓶モノ、液体はとにかく重いし、割れる心配があるので、手土産には何よりもコンパクトさが第一。

    とは言え、何も残らないのも味気ないですが、箱が可愛く、箱だけでも日本らしさを残せるのでとてもオススメです。

    外国人と会う際にはぜひ一度お試しください。

    —————————————————————————————–

    なぜか地元自慢みたいになってしまいましたが、都内の誰もが知るような名店でなくても、良いものは身近にある、という実体験から複数展開にチャレンジしてみました。

    写真や説明ポイントの順番はかなり悩みましたので、ぜひそのあたりもご指導頂ければと思います。

    よろしくお願いします。

    井上

  • #4147

    harada
    キーマスター

    こんにちは!

    とても美味しそうな和菓子の紹介ですね。
    よく知られている有名店とは違った
    美味しいお菓子が
    実は身近な場所にあったりするものですよね。
    そういうきっかけにもなる提案は
    すばらしいと思いました。

    一枚目・二枚目

    まず一枚目には
    紹介したいお菓子をしっかり見せることが大切ですね。

    なのでどちらかというと
    今の二枚目の感じのほうがよいと思います。

    ただ今の二枚目についていえば
    全部が包み紙があいている状態ですよね。
    手前は開いてたとして
    後ろ側はつつみをあけていないような状態にしたほうが
    よいのではないかな~と思いました。

    ですからどの紙の色を
    手前に持ってきたらよいか
    よくバランスを見ながら決められたら良いと思います。

    後ろに風呂敷包みでも箱でも
    どちらでもよいのでチラミセは必須です。

    三枚目

    こちらはok

    四枚目

    後ろの影や
    チラッと見えるリボンが
    中途半端な印象です。

    箱の蓋を添えるという感じで
    よいのではと思います。

    五枚目・六枚目

    この風呂敷包みと箱、お菓子と
    同じものがずっと登場していると
    ちょっとくどいかな~と思うのです。

    箱とリボンについて語るのであれば
    六枚目だけでも良い感じがしますし。
    今の一枚目、四枚目、五枚目、六枚目が
    同じイメージなので
    ここを二枚くらいにまとめた感じにしたほうが
    よいのではないかなと思いました。

    七枚目・八枚目

    ここからは飲み物とカットになりますね。
    そのどちらにも箱が出てきたりするわけ。

    この提案は確かに箱も大切なんですが
    この前のカットで箱については
    十分に語っているわけで。
    なのでもっとお菓子にスポットを当てた方がいいです。

    お菓子と飲み物。
    コーヒーのときとアルコールのとき
    どちらも同じイメージです。
    飲み物のカップが違うだけのように見えちゃいます。

    たとえばコーヒーは昼間
    アルコールや夜だったりだったりと
    テイストは揃えるとしても
    違いを出したほうが
    違う飲み物とあわせるイメージがつけやすいです。

    あと脇役。
    どちらも脇役がないんです。
    だからストーリーがイメージしにくいのです。
    こういうところ
    もっともっと考えてね。
    この訓練がとても大切ですよ。

    九枚目

    お客様にどうぞという雰囲気がでて
    とても良いと思います。
    ただ左からの光がちょっと強すぎちゃいましたね。

    ピントが箱の縁にあっているのですが
    こういう時はこの箱の半分以上
    リボンのあたりくらいまでは
    ピントがあっていたほうがいいと思います。

    今回の課題としては
    同じ物の繰り返しはくどくなるので
    適度にすること。
    しっかり物を紹介した後は
    それをいただくイメージをしっかる伝えるスタイリングを
    心がける事でしょうか。

    それでは少し調整してみてくださいね。
    頑張ってくださいね!

    平原

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