11月課題「クリスマス」南都礼子先生 渡辺ゆか

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    jywatanabe
    参加者

    ケンプ先生

    今月も添削よろしくお願いします。

    パン教室ではこの時期クリスマスのパンを作ります。

    クリスマスのケーキ、クリスマスのパンの紹介をします。

     
    <p style=”text-align: left;”>          画像1</p>
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    クリスマスにはケーキがつきものですね。私はブッシュ・ド・ノエルというケーキをクリスマス用に作ります。フランスのクリスマスに食べられるケーキです。ブッシュが「木・丸太」を意味し、ノエルは「クリスマス」の意味です。

    どうして切り株の形?

    樫の木の薪を暖炉で燃やすと、一年中災いや病気を避ける事ができるという神話説。

    北欧ではクリスマスのことを「ユール」と呼びます。クリスマスの日から12日間「ユールログ」と呼ばれる 大きな木の幹を薪に燃やし続け、燃えている間は、一族が悪魔から守られると考えられていました。燃やされる木の幹が、ブッシュドノエルのケーキとして今も残っているという説です。

    クリスマスはキリストの誕生日であり、キリストの生まれたことを祝って、赤ん坊を風邪などひかないように暖かく守るために暖炉で薪をくべて火をおこした、ということに由来するという説があるようです。

    他にもいろいろあるようです。

    日本では年末に大掃除をして厄を払うという習慣がありますが、キリスト教圏では薪を燃やして厄を払うということのようです。クリスマスに薪を燃やす時は、とにかく燃やし続けることが大事だとされていました。

    ブッシュ・ド・ノエルはクリスマスのケーキである理由があるのですね。

     

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    IMG_3431クリスマスにはリースも定番ですね。パンの生地でリースを作りました。

    食べられませんけど我が家では定番のリースです。

    リースの輪には、「永遠」という意味。はじめも終わりもなく「生命や幸福がいつまでも続くように」という願いが込められています。クリスマスのリースの緑色は、「農作物の繁栄」赤色の柊の実は「太陽の炎」尖った葉やリボン・ベルなどは「魔除け」と意味。松ぼっくりや姫リンゴなども「収穫」「神への捧げもの」の象徴とされています。他にも説もあるようです。

    殺菌作用と抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾って、魔除けや豊作を願う。日本では「しめ縄」に近いのではないでしょうか。

     

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    パン屋さんでも、見かけるようになったドイツの「シュトーレン」ドイツは4週間前からイブまでのクリスマスの訪れを待つ期間に、少しずつ食べるという習慣があります。

    ホームパーティーにスライスして添えれば、パンというよりケーキやお菓子感覚でクリスマス気分を味わってみませんか?

    シュトーレンはドイツ語で「坑道」の意味、断面がトンネルのような形をしているところからこの名前がついたそうです。粉砂糖をまぶし、形が幼子イエスを産着で包んでいるように見えると言われています。

     

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    クグロフは、オーストリア、スイス、ドイツ、フランスのアルザス地方に伝わる伝統菓子です。
    マリーアントワネット王妃も大好きだったお菓子なんですって!でも、パンです。

    卵やバターたっぷりのブリオッシュ生地にドライフルーツを入れて、クグロフ型で焼いたパン。

    クリスマスが近づくと焼きたくなるパンの一つです。

     

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    パネトーネ「大きいパン」という意味です。パネが「パン」トーネが「大きい」

    パネトーネはイタリアのミラノが発祥の地、伝統的な発酵菓子です。
    卵黄とバターをたっぷり使って熟成発酵させた柔らかな生地に、レーズン、オレンジピールなどのドライフルーツを混ぜ合わせてドーム型に焼き上げます。表面はしっとりとした焼き色、内側は独特の豊かな風味が香ります。パネトーネには食べる期間があります。それはクリスマスの時期。

    その大きさは、元々は大勢で分けて食べられるホールケーキ並の大きなものでしたが、現在ではその他にもマフィンのように小さいものもあります。

     

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    イタリアの伝統菓子「パンドーロ」もうひとつの伝統菓子「パネットーネ」と並んで、イタリアのクリスマスを象徴する焼き菓子です。夕食のデザートに夜食にと12月中は、イタリアの暮らしに切っても切り離せないお菓子。

    ドライフルーツがたっぷり入ったパネットーネは、切って食べるだけ。シンプルにいただけますが、パネットーネと違い地味なパンドーロ

    「パンドーロ」はビニール袋に入れ、思い切りよく、粉砂糖入れます。

    タテに横に振って振ってまるでシャカシャカポテトのように粉砂糖をまぶします。

    袋からだし、縦に切って召し上がります。横にカットするとまるで星型になるので、おしゃれに飾ってもかわいいパンです。

    今年はどの国のクリスマスを楽しみますか?

     

    以上です。よろしくお願いします。

     

     

  • #5427

    Kemp
    参加者

    渡辺さま こんにちは。今月もよろしくお願いいたします。
    渡辺、パン教室をされているだけあって、流石のバリエーションですね!
    これだけを一度に見ることはなかなかありませんね。

    我が家は毎年クリスマスにアメリカスタイルのフルーツケーキを作ります♪
    ケーキという名ですが、パンですね。
    シュトーレンに近いのかな?

    なんてことは置いておいて^^流れはバッチリOKですので細かいところ見てまいりますね。

    <1枚目>
    ブッシュドノエルの一番特徴的なことは渡辺さまが仰っているとおり、ブッシュの形をしていること。
    なので、その長い形がしっかり見える方がいいかなと思います。

    https://www.pinterest.jp/pin/502995852125953944/
    https://www.pinterest.jp/pin/AR-epWp152CxLsCwj3DHP7tKCSmMenjxSK3vQxLdIR0H6Zc9PVHWHg0/

    全体を見せずにカットする場合でも、このくらいは見せた方が、特徴が伝わるかと思います。
    https://www.pinterest.jp/pin/77546424806578672/
    https://www.pinterest.jp/pin/285134220132721442/

    <2枚目>
    リース型のパンですね。
    このパンの1番のポイントである、形がとてもよく伝わるスタイリングだと思います。

    OKです。

    こちら、光の向きが順光ですね。
    順光でのとり方もあります。が、今回、他の写真が全部半逆光なので、サイド光ぐらいまでにされた方が、統一感が出るかなと思います。
    参考まで。

    <3枚目>
    「シュトーレン」の特徴は何かしら?
    表面の白いところと、中のドライフルーツがぎっしり、というところかな、と私は思います。

    今は中のフルーツぎっしり、のところがよく見えているのですが、向きを少しかえると
    両方がしっかり見えるかなと思います。
    https://www.pinterest.jp/pin/470626229788531339/
    https://www.pinterest.jp/pin/822962531884787668/

    バリエーションで、こんな角度もありです^^

    または形もしっかり見せたいのであれば、こんな感じ、に俯瞰にしてもいいのかなと思います。
    https://www.pinterest.jp/pin/470626229803871373/
    https://www.pinterest.jp/pin/470626229788531318/

    <4枚目>
    OKです。
    ピントをしっかり手前のフルーツに合わせるとさらにいいですね!

    <5枚目>
    小さいマフィンタイプはキュッと寄せるとまとまりやすいかしら。
    小さいものがたくさんありますよ、として、奥にクリスマス、というのを見せる感じ

    https://www.pinterest.jp/pin/477170522990029503/
    https://www.pinterest.jp/pin/825918019134738541/

    https://www.pinterest.jp/pin/385831893054999764/

    <6枚目>
    もう少しだけ文字を右に入れて、文字とケーキで対角線上に並ぶようにするとバランスがいいかなと思います。
    ただ、あくまで主役は「パンドーロ」なので、「パンドーロ」の方がしっかり入るようにするといいかしら。

    111
    お名前が「パンドーロ」「パネットーネ」にていて、こちらがどちらなのががなかなか伝わりにくいので、
    こちらは「パンドーロ」ですよね?だとしたら、説明も「パンドーロ」の方だけにすると伝わりやすいかな?
    私などは知識がないので、どちらの話をしているのかが、わからなくなってきてしまうのです^^;
    素人に優しく、ここは「パンドーロ」に絞るといいかしら。

    もう一歩上として、国巡りを意識されるなら、それそれのスタイリングに、各国がわかるアイテムを入れると、
    国ごとの違いというテーマを深めることにもなるかなと思いますので、参考まで。

    これだけの種類、ご準備されるだけでも大変だったと思います!
    とても見応えがありますね〜
    できる範囲で調整されて見てください。

    ケンプ

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