フォーラム一覧 › フォーラム一覧 › ■通信2級講座 › 2018年通信2級8月課題 › 8月課題「防災」フランシス珠美
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2018年8月27日 11:03 pm #4311
吉田先生
お世話になっております。前回の添削もありがとうございました。
3度目の投稿となります今回のテーマは「防災」です。正直なところ、投稿が躊躇される写真となってしまいました。もう締め切りギリギリなこともあり、投稿させて頂きます...
こちらオーストラリアでは、降雨量不足から各地が大変乾燥し、冬が終わると山火事が発生しやすくなり、複数の家が被害に合うこともあります。防災=火事をテーマに撮影しようと思いました。
最初は、防災用品チェックリストの用紙の上にペンを置き、それをチェックしながら、周りに防災用品を準備している感じで撮影していましたが、初回と2度目の投稿が下地ボード上だけの撮影でしたので、今回は「壁」を入れてみたく、思い切って構図、主役、脇役のアイテムを変えてみました。
〇主役を消化器に変更;下地と壁の両方を木にしたことで、消化器のメタルとの質感が合っていないのが失敗だったのでは。
落ち着いた感じにしたく、また消化器に合う壁はグレー系かな…と思いましたが準備できず、白い壁、ピンク系の和紙で試してみましたが、消化器の赤が華やかに目立つ為、フォトスタイリング様から頂いた下地ボードを利用。
〇仕上がりが、消化器メーカーのカタログの用ではないかと…。きちっとした感がありすぎて、スタイリングすると言う面白みがでなかったのでは。
この写真に決めるまで、脇役をウォーターボトル、マスク、セーフティゴーグルなども試してみましたが、しっくり来ませんでした。電池、懐中電灯を置かずに、その上の方にEmergency系の紙の1/4が見える感じで貼った方が壁を意識したスタイリングに近づけたでしょうか…。
〇下地に古いコーヒーテーブルを使用した為、凹みや傷が多数あります。フォトスタイリングには言語道断な撮影ではないかと…大変お恥ずかしい限りです…
壁、下地共に、思った物が用意できず妥協しての撮影をしてしまい大変申し訳ございません。撮影に使用できる和紙や布、テーブルなどを準備することはもちろん、きっとそれより大事なことは、頭の切り替えでしょうか。
締め切り直前の投稿となり、大変申し訳ございませんが、添削どうぞ宜しくお願いいたします。
フランシス珠美
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2018年8月28日 8:00 pm #4324
フランシス珠美さま
こんにちは 吉田です。
投稿ありがとうございます。防災というテーマはいろいろな切り口で表現できる内容なので
ご自分が「これ」というものを見つけられたら
まずは第一関門突破だと思います^^あとは表現の仕方ですが、これもそれぞれ。
今回のお写真は確かにカタログ的な印象ではありますが
垂直もしっかりとれていますし、
壁と床の境目もきちんと見えていますし
まわりのアイテムも防災グッズですし
暗い部分を作ったことで、見る側の気持ちも引き締まります。
ですのでこちらもひとつの表現として良いのではないかと思います。ただ、
>きちっとした感がありすぎて、スタイリングすると言う面白みがでなかったのでは。とのことですね。
やはり「生活感」が漂う雰囲気があると
カタログ的な印象から、ライフスタイル感のある写真に
なっていくのだろうと思いました。
またこれはあと数か月先に学ぶ回がありますので
ぜひ楽しみにお待ちください^^では今回までの学びの範囲で調整を考えると、
まずはアイテムに対する目線の高さを今一度考えてみましょう。消火器は部屋のどのあたりに置いてあり、
私たちはその消火器をどの高さから見るでしょうか?
周りはどのようなものが置いてあるでしょうか。今回のお写真は周りのアイテムも含めて「自然な目線」とは少し異なるので
生活の中にある消火器というより「消火器という商品」にうつるのかもしれません。珠美さんのおうちの中で、消火器はどのような場所に置いてありますか?
まずは現実の通りに写真に撮ってみてください(アップする必要はありません^^)
それを見ながら、周りのアイテムをスタイリング的に整えていけばOKです^^たとえば床に置いてあるとします。
消火器から少し離れた隣に室内グリーンの植木鉢がチラ見えしている、とか。
グリーンでなくてもゴミ箱でも良いですし、
椅子や机、収納カートの脚もありかもしれません。
この辺りは100%のリアル感は求めませんので
良い意味で上手に演出してみてください。
もし柱に掛けているようでしたら、隣にフレームなどでしょうか。そして壁の使い方ですが、今回のように
壁に対して正面から撮ることもあれば
斜めから撮ることもあります。
斜めから撮ると、正面撮りの行き止まり感とは違う
壁なのに奥行きが感じられる撮り方ができたりします。
さらに「面」でとらえるだけでなく「すみ(角)」を取り入れる場合もあります。壁と床の考え方ですが、今回のように似たような色や素材でまとめるのも良いですが
「床です」「壁です」とわかるほうがお部屋感は伝わりやすいかもしれませんね。アイテムの合わせ方ですが、消火器に対して電池や懐中電灯などサイズが極端なものどうしを、
狭い範囲で同じ下地(床)に置いてバランスをとるのは少し難しいかもしれませんね。
アイテムの高低差のつけ過ぎに注意です。
最初は高低差は付けないか、なだらかな高低差にする、
または全部立たせる、全部寝かす、にするとまとめやすいと思います。寝かせるのはピンとこないかもしれませんが
消火器の特徴は上半分なので、その特徴さえ写れば消火器と分かりますから
全部寝かせて俯瞰で撮ってしまうという考えも
まったくないわけではないかも、とも思いました^^
ただしこの場合は防災グッズいろいろ、というグッズ紹介になると思いますし
サイズ差はやはり大きいので、電池などは数でボリュームを出すなど
こちらも調整が必要かもしれません。い
ずれにしても、今回もしライフスタイルが感を意識されるようでしたら
おうちの床と壁をうまく利用されてはいかがでしょうか^^>こちらオーストラリアでは、降雨量不足から各地が大変乾燥し、冬が終わると山火事が発生しや>すくなり、複数の家が被害に合うこともあります。防災=火事をテーマに撮影しようと思いました。
このフレーズは私にはまったく思い浮かばないことなので、
珠美さんならではですよ^^『こちらオーストラリアでは、降雨量不足から各地が大変乾燥し、冬が終わると山火事が発生しや>すくなり、複数の家が被害に合うこともありますから消火器は必須アイテムです。』
これだけで現地の生活が感じらるように思います。
インスタグラムやピンタレストも参考にしていただければと思いますが
ライフスタイル雑誌やWEBサイトなともとても参考になると思います。
お時間がタイトですが、ギリギリまで有効活用してみてくださいね。
調整をお待ちしております^^吉田千恵子
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2018年8月30日 12:12 am #4346
吉田先生
添削ありがとうございました!
(はっ!消火器の火を化で…漢字を間違えてうっていました…お恥ずかしい…)
昨晩から添削を読み返しては、ご提案頂いた「床と壁」で色々とシュミレーションしてみました。頭の中が消火器の撮影のことでいっぱいで、消火器が夢に出てきました…
ホームインテリアの雑誌なども大好きで、インスタグラムでも良くホームデコ系をフォローしています^^。 早速、参考にしてみたのですが…
インテリアを入れて広範囲で撮影できたら…っと思いトライしましたが、どうしてもしっくり来るものが撮れず、最終的にクローズアップの写真になりました。
こちらも色んな物をサイドに置いて撮影してみましたが、(コートハンガー、椅子、サイドボードなど)これだと言うスタイリングができず、ご提案頂いた室内グリーンの植木鉢がチラ見えに近い?イメージにしてみましたが、またカタログの商品っぽいでしょうか…。
グリーンの入ったカートはわざと近くして、この目立つ消火器を隠し気味な感じを作りたかったのですが…そんな小技は利かないでしょうか。
「壁に対して斜めから撮る」と奥行感が感じられるとご指導頂いたので、挑戦してみたのですが、もう少し引いて撮るべきだったでしょうか。それとも、こういう撮り方ではなかったり? すいません…思考錯誤して色々と試してみているのですが、右も左もわからない感じで苦戦しています。
本当に、締め切り直前となってしまい、申し訳ございません…
添削のお時間がございましたら、どうぞ宜しくお願いいたします。
フランシス珠美
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2018年8月31日 7:58 pm #4378
フランシス珠美さま
こんにちは 吉田です。
投稿ありがとうございます。そうそう、なかなか良いと思います^^
お部屋のすみに置き過ぎたかな?と思ったら
もう少しすみから離しても大丈夫ですよ^^>グリーンの入ったカートはわざと近くして、
>この目立つ消火器を隠し気味な感じを作りたかったのですが…「わざと近くして」とありますが、それでしたら
もっともっとカメラに近づけてみましょう。
それこそ、キャスターなどは要りませんので
グリーン部分しか写さない気持ちで。カメラのボケ感は主役に対して背景ボケだけでなく
主役の前もボケを効かせる方法があります。
おそらくこれをしたかったのではないかと想像します^^ちょっと練習してみましょう。
今と同じ位置に立ちます。カメラは要りません。
1. 消火器を見ましょう。ピントを合わせたところを見ます。
2. グリーンの黒いポットあたりを手で持ちます。
3. グリーン上部あたりをご自分の右目の目の前まで近づけます。(くれぐれもご注意くださいね!!)
※右目半分くらいが隠れる感じで良いと思います。どうでしょうか? グリーンがボケていませんか?
それこそグリーンなのか?存在がハッキリせずボヤンとしていると思います。
目に近すぎてピント調整から外れているからですね。では、今度はグリーンを目から20cmくらい離してみましょう。
グリーンの存在がわかるようになってきたと思います。
でもボケた感じかと思います。(視力にもよりますが)ではどんどん消火器に近づけてみましょう。
グリーンがハッキリしてくると思います。
目のピント調整の範囲に入ったからですね。ということは、今のお写真をよく見ると
葉っぱがホンのすこ~しボケています。
でもボケボケでないということは、
ある程度ピントの合う範囲にあるからです。
ですので、F値は小さめでもっとカメラのレンズに近づけて
ピントが合わないようにしてみましょう。ただし手前でボケボケで、形がわからないものがたくさん写っていると
見る人にとって、ちょっとジャマに感じたりしますので
前ボケさせるグリーンの分量と、存在をどの程度まで現すかは調整しましょう。調整の仕方は、グリーンとレンズの距離を近づけたり離したり、
グリーンを画面に差し込む分量や、画面のどこから差し込むのかを調整しながら
ちょうど良いボケ感の距離と量を探してみてください^^すると、グリーンの葉の隙間から消火器を覗き見ているような感じ(トンネル効果)に
仕上げることができるかもしれません^^ただ、これをするにはカメラを三脚で固定する必要があります。
今回の場合グリーンを右手で調整しなければならないからです。
もし三脚をお持ちでなければ、
どなたかにグリーンをレンズに差し込む担当をしていただきましょう^^1点、確認です。
いまお使いのグリーンは色が濃いので、手前でボケても
黒っぽく写ってしまっているかもしれません。
(想像なのでOKだったら〇)このフォーラムの背景画像に葉っぱの細いグリーン枝が写っていますよね
このような、葉の色が薄く、葉っぱどうしもギュウギュウに詰まっていないものを使うと
前ボケがキレイで、効果的に写るかと思います。
グリーン選びもコツです^^さらに上記のような場合、消火器は全身を見せるより
上半分強くらいでもいいかもしれませんね。
今より少し高い位置から見下ろすようにしてみましょう。
ぜひトライしてみてくださいね^^今回はこちらでOKです。
お疲れさまでした!
次回の投稿も楽しみにしております^^吉田千恵子
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