フォーラム一覧 › フォーラム一覧 › ◆クリエイティブ研究科 › 2018年クリエイティブ5月 › ★最終資料5月「中国茶器がなくても大丈夫!お土産の台湾烏龍茶の楽しみ方3種類」
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2018年5月30日 1:35 am #2947
こちらへの投稿が遅くなってすみません。
今回もよろしくお願いいたします。
タイトル案
「中国茶器がなくても大丈夫!お土産の台湾烏龍茶の楽しみ方3種類」
「専用茶器は必要なし!台湾烏龍茶を気軽に楽しむ方法3つ」
「お土産の台湾烏龍茶を気軽に楽しもう」
扉写真
写真1本日の担当は、和食器のwebショップ「うつわ 花咲み」店主の浦嶋直子です。
今年のGWの海外旅行先ナンバーワンは台湾だったそう。
klastylingをご覧の方の中で行かれた方も多いのではないでしょうか。
台湾のお土産といえば烏龍茶。
台湾でいただく烏龍茶はとても爽やかで、ペットボトルの烏龍茶とは全く違う味わいにハマる方も多いはず。
かく言う私も台湾の烏龍茶にハマったひとり。
台湾への旅行中にはいくつものお茶屋さんを回って楽しんでいます。ただ、現地でおいしいと感じた烏龍茶をおうちで淹れてみると「なんだか違う。」という経験をした方もいらっしゃるはず。
やっぱりあの小さな中国茶器がないとおいしく飲めないのか。と諦めるのはもったいない。
今回は、中国茶器がなくてもおいしく楽しめる飲み方を3種類ご紹介します。烏龍茶はお茶の葉を半発酵させて作られるお茶。
同じお茶の葉を発酵させずに作るのが緑茶、完全発酵させて作るのが紅茶なので、味わい的にはちょうど緑茶と紅茶の間くらいです。
台湾烏龍茶と一口に言ってもいろいろな種類があるので、代表的なものをご紹介します。
写真2
左上から時計回りに。高山烏龍茶
海抜1000m以上の土地で作られた烏龍茶です。
阿里山烏龍茶、梨山烏龍茶などと呼ばれるものも高山烏龍茶のひとつ。(写真は阿里山烏龍茶です。)
高山ではおいしいお茶になる条件が揃っているため、茶葉そのものの良さを活かすため発酵も焙煎も軽めのものが多いです。
そのため見た目もグリーンが強く、爽やかな味が楽しめます。
茶葉が丸まっているのも特徴です。凍頂烏龍茶
南投縣鹿谷郷の山腹で栽培されている烏龍茶です。
高山烏龍茶よりも発酵度が高くて焙煎が強めのものが多い印象。
茶師さんの作り方(発酵や焙煎の程度)によって味は違うのですが、総じて味に厚みがあります。
葉は丸まっていて、少し茶色がかっているものが多いです。(最近は焙煎が軽めの緑色のものも増えています。)
伝統的な作りのものは甘い香りと香ばしさが楽しめます。
高山烏龍茶が素材の味を楽しむお茶なら凍頂烏龍茶は茶師さんの技術を楽しむお茶と捉えるとわかりやすいと思います。東方美人茶
烏龍茶の中では最も発酵が強く、熟した果物のような独特の甘い香りが楽しめます。
甘い香りを出すためにわざとウンカという虫に葉を噛ませて作ります。
葉っぱは少しよじれた形をしていて、白や茶色、黒っぽい茶葉などが混じっているのが特徴。文山包種茶
台湾で作られている烏龍茶の中で最も発酵が軽く、緑茶のような爽やかさと花のような香りを楽しめます。
茶葉は少しよじれた形で、深い緑色をしています。さて、ここからは烏龍茶を手軽に楽しむ方法をご紹介します。
写真3
その1 マグカップで淹れる
どの烏龍茶でも楽しめます。
烏龍茶は葉っぱが大きく広がるので、そのまま飲んでもお茶っ葉が口に入って飲みにくいということはあまりありません。
写真4
用意するのはマグカップ、茶葉、お湯、あれば小皿。
普通サイズのマグカップはだいたい容量が300mlくらいなので、茶葉は3g程度がおすすめです。写真5
まずマグカップに熱湯を入れ、30秒くらいマグカップを温めます。
おうちで淹れた烏龍茶が美味しくないと感じるいちばんの原因は温度です。
高い温度で淹れると香りが引き出されてとてもおいしくいただけるので、このひと手間は惜しまないでください。写真6
お湯を捨てたら茶葉を入れ、そこに間髪入れず沸騰したお湯を勢いよく注ぎます。茶芸ではよく「1煎目は捨てる」と言われることもあるのですが、私の印象では茶葉に自信のあるお茶屋さんでは必ず「うちのは1煎めも捨てずに飲んで。」と言われました。
高山ではそもそも農薬を使う必要がなかったり、東方美人茶は製法の特色上、農薬を使わないので、個人的には1煎めも捨てる必要はないと思っています。
お店で「1煎目は捨てて。」とすすめられた場合や気になる場合は、ほんの少しお湯を注いですぐに捨て、その後またお湯を注いでください。写真7
小皿で蓋をして、1分程度蒸らせばできあがり。
お茶が減ったらお湯を足しながら楽しめます。
味が薄くなったな。と思ったら、ちょっと茶葉を足すのもOKです。
これならオフィスでも手軽に楽しめますね。
写真8
その2 水出しで楽しむ
高山烏龍茶や文山包種茶などの緑色で爽やかなタイプのものがおすすめです。写真9
作り方は簡単。
ボトルに茶葉を入れ、お水を注ぎます。
あとは12時間~24時間冷蔵庫に置いておくだけで出来上がり。
文山包種茶は12時間、丸まっている烏龍茶はほぐれるのに時間がかかるので24時間が理想です。
100mlのお水につき茶葉は1g(1リットルなら10g)がおすすめです。
台湾ではペットボトルのお水に茶葉を入れて持ち歩く方も多いそうですよ。写真10
その3 ミルクティーにする。
焙煎の香りがする凍頂烏龍茶、味の深い東方美人茶がおすすめ。
また、高山烏龍茶も爽やかな風味がお好きな方にはおすすめです。写真11
用意するもの
(2杯分)
茶葉 5~6g
お湯 100ml
牛乳 300ml
砂糖 お好みで写真12
鍋でお湯を沸かして茶葉を入れ、蓋をして1分待ち茶葉を開かせます。
その後中火にかけて2、3分煮出します。写真13
牛乳を注ぎ入れ、弱火にかけて鍋のフチが少しふつふつとしてきたら火から下ろします。
加熱しすぎると表面に膜が張ったり風味が落ちるので注意。写真14
茶こしで漉して、お好みでお砂糖やはちみつを加えて召し上がってください。
淹れるのが難しいと思われがちな烏龍茶ですが、ちょっとの工夫で気軽に楽しめます。
飲みながら旅行の思い出に浸るのも素敵ですね。HP 「うつわ 花咲み」
https://www.hana-emi.net/html/
blog 「コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ」
Instagram @nao_shirosan
https://www.instagram.com/nao_shirosan/
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2018年5月30日 11:06 pm #2977
浦嶋さま
お待ちしてました。
時期の急ぐものでなかったので大丈夫です^^食の知識が深い浦島さんならではで
3つの方法にしていただいたのが
読みやすかったです!扉 これは、急須が巨大化に見えたのと
正方形ように撮っていないのが分かるので・・・せっかくなので組写真はどうでしょうか?
こんな感じで。
3つの方法をのせてしまう。
扉カットは表紙になるので、中が読みたくなるかが勝負です。笑それと、今後のために1点。
色が少し赤っぽく被っているものがありました。
下地の白がピンクっぽいので
お料理は特に色が揃えられるようになると
洗練度UPしますよ。
今回は写真1と7が分かりやすいかと。1級のうちにぜひ取得を ^^
参考に、この背景の壁色並べると
違いが分かりやすいです。右の写真少し画処理してみると壁の色近くなりました。
もちろん、今回はこれで大丈夫ですので
扉カットのみ調整して
写真は最終資料にいたしましょう。森村
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2018年6月1日 5:06 pm #3016
森村先生
アドバイスありがとうございます。
組写真は思いつきませんでした。
色も少し調整いたしました。
今後はちゃんと並べて見比べるようにしたいと思います。
タイトル案
「中国茶器がなくても大丈夫!お土産の台湾烏龍茶の楽しみ方3種類」
「専用茶器は必要なし!台湾烏龍茶を気軽に楽しむ方法3つ」
「お土産の台湾烏龍茶を気軽に楽しもう」
扉
写真
写真1本日の担当は、和食器のwebショップ「うつわ 花咲み」店主の浦嶋直子です。
今年のGWの海外旅行先ナンバーワンは台湾だったそう。
klastylingをご覧の方の中で行かれた方も多いのではないでしょうか。
台湾のお土産といえば烏龍茶。
台湾でいただく烏龍茶はとても爽やかで、ペットボトルの烏龍茶とは全く違う味わいにハマる方も多いはず。
かく言う私も台湾の烏龍茶にハマったひとり。
台湾への旅行中にはいくつものお茶屋さんを回って楽しんでいます。ただ、現地でおいしいと感じた烏龍茶をおうちで淹れてみると「なんだか違う。」という経験をした方もいらっしゃるはず。
やっぱりあの小さな中国茶器がないとおいしく飲めないのか。と諦めるのはもったいない。
今回は、中国茶器がなくてもおいしく楽しめる飲み方を3種類ご紹介します。烏龍茶はお茶の葉を半発酵させて作られるお茶。
同じお茶の葉を発酵させずに作るのが緑茶、完全発酵させて作るのが紅茶なので、味わい的にはちょうど緑茶と紅茶の間くらいです。
台湾烏龍茶と一口に言ってもいろいろな種類があるので、代表的なものをご紹介します。
写真2
左上から時計回りに。高山烏龍茶
海抜1000m以上の土地で作られた烏龍茶です。
阿里山烏龍茶、梨山烏龍茶などと呼ばれるものも高山烏龍茶のひとつ。(写真は阿里山烏龍茶です。)
高山ではおいしいお茶になる条件が揃っているため、茶葉そのものの良さを活かすため発酵も焙煎も軽めのものが多いです。
そのため見た目もグリーンが強く、爽やかな味が楽しめます。
茶葉が丸まっているのも特徴です。凍頂烏龍茶
南投縣鹿谷郷の山腹で栽培されている烏龍茶です。
高山烏龍茶よりも発酵度が高くて焙煎が強めのものが多い印象。
茶師さんの作り方(発酵や焙煎の程度)によって味は違うのですが、総じて味に厚みがあります。
葉は丸まっていて、少し茶色がかっているものが多いです。(最近は焙煎が軽めの緑色のものも増えています。)
伝統的な作りのものは甘い香りと香ばしさが楽しめます。
高山烏龍茶が素材の味を楽しむお茶なら凍頂烏龍茶は茶師さんの技術を楽しむお茶と捉えるとわかりやすいと思います。東方美人茶
烏龍茶の中では最も発酵が強く、熟した果物のような独特の甘い香りが楽しめます。
甘い香りを出すためにわざとウンカという虫に葉を噛ませて作ります。
葉っぱは少しよじれた形をしていて、白や茶色、黒っぽい茶葉などが混じっているのが特徴。文山包種茶
台湾で作られている烏龍茶の中で最も発酵が軽く、緑茶のような爽やかさと花のような香りを楽しめます。
茶葉は少しよじれた形で、深い緑色をしています。さて、ここからは烏龍茶を手軽に楽しむ方法をご紹介します。
写真3
その1 マグカップで淹れる
どの烏龍茶でも楽しめます。
烏龍茶は葉っぱが大きく広がるので、そのまま飲んでもお茶っ葉が口に入って飲みにくいということはあまりありません。
写真4
用意するのはマグカップ、茶葉、お湯、あれば小皿。
普通サイズのマグカップはだいたい容量が300mlくらいなので、茶葉は3g程度がおすすめです。写真5
まずマグカップに熱湯を入れ、30秒くらいマグカップを温めます。
おうちで淹れた烏龍茶が美味しくないと感じるいちばんの原因は温度です。
高い温度で淹れると香りが引き出されてとてもおいしくいただけるので、このひと手間は惜しまないでください。写真6
お湯を捨てたら茶葉を入れ、そこに間髪入れず沸騰したお湯を勢いよく注ぎます。茶芸ではよく「1煎目は捨てる」と言われることもあるのですが、私の印象では茶葉に自信のあるお茶屋さんでは必ず「うちのは1煎めも捨てずに飲んで。」と言われました。
高山ではそもそも農薬を使う必要がなかったり、東方美人茶は製法の特色上、農薬を使わないので、個人的には1煎めも捨てる必要はないと思っています。
お店で「1煎目は捨てて。」とすすめられた場合や気になる場合は、ほんの少しお湯を注いですぐに捨て、その後またお湯を注いでください。写真7
小皿で蓋をして、1分程度蒸らせばできあがり。
お茶が減ったらお湯を足しながら楽しめます。
味が薄くなったな。と思ったら、ちょっと茶葉を足すのもOKです。
これならオフィスでも手軽に楽しめますね。
写真8
その2 水出しで楽しむ
高山烏龍茶や文山包種茶などの緑色で爽やかなタイプのものがおすすめです。写真9
作り方は簡単。
ボトルに茶葉を入れ、お水を注ぎます。
あとは12時間~24時間冷蔵庫に置いておくだけで出来上がり。
文山包種茶は12時間、丸まっている烏龍茶はほぐれるのに時間がかかるので24時間が理想です。
100mlのお水につき茶葉は1g(1リットルなら10g)がおすすめです。
台湾ではペットボトルのお水に茶葉を入れて持ち歩く方も多いそうですよ。写真10
その3 ミルクティーにする。
焙煎の香りがする凍頂烏龍茶、味の深い東方美人茶がおすすめ。
また、高山烏龍茶も爽やかな風味がお好きな方にはおすすめです。写真11
用意するもの
(2杯分)
茶葉 5~6g
お湯 100ml
牛乳 300ml
砂糖 お好みで写真12
鍋でお湯を沸かして茶葉を入れ、蓋をして1分待ち茶葉を開かせます。
その後中火にかけて2、3分煮出します。写真13
牛乳を注ぎ入れ、弱火にかけて鍋のフチが少しふつふつとしてきたら火から下ろします。
加熱しすぎると表面に膜が張ったり風味が落ちるので注意。写真14
茶こしで漉して、お好みでお砂糖やはちみつを加えて召し上がってください。
淹れるのが難しいと思われがちな烏龍茶ですが、ちょっとの工夫で気軽に楽しめます。
飲みながら旅行の思い出に浸るのも素敵ですね。HP 「うつわ 花咲み」
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