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2021年6月20日 2:32 pm #11054
お世話になっております
3回目の課題を提出いたします
宜しくお願いします -
2021年6月23日 10:37 am #11059
八木歩美さま
こんにちは 吉田です。
投稿ありがとうございます。夏の赤、可愛いですね!
赤一色(周りは白)にしたことでスッキリ見えます。また、背景にタイルを選んだもの雰囲気作りに
一役買っていると思います^^
目地(溝)のくぼみにできる影が効果的で
日の当たる面と目地の影で立体感が出ています。
奥に立てたボードの影も良いですね^^アイテムの主役位置を真ん中、前と後ろに脇役を置き「くの字」でまとめました。
背景もほどよくぼかされていて、奥行きを感じさせる2点をきちんと取り入れています。更なる魅力アップに向けて今回は3点ほどアドバイスさせていただきますね^^
1.蓋のつまみを少し見せる
脇役の見える分量を考えている様子が伝わります。
つまみがほんの数ミリ見えるだけで蓋であることが
さらに伝わりやすくなるかと思いますので
画面やファインダーを見ながら数ミリ調整で
蓋のつまみを入れてみましょう。2.主役のための下地
テーブル面や壁など全体のベースになる部分を下地と言います。
そして下地にはもうひとつ、主役のための下地という考え方があります。「主役のための下地」を1枚入れると
お写真の印象がぐ~んと変わることをぜひ試してみましょう。今回の主役は鍋ですから「主役のための下地」は
鍋敷きやたたんだ布、板などが自然でしょうか^^色はアクセントカラーを入れてもステキですね。
ただ色選びは案外むずかしいものですから
まずは「一色で揃える」を意識してみてください。手始めにいわゆるベーシックな白いふきんを使って練習してみましょう。
織り感のあるふきんをざっくり四角く畳んで鍋の下に敷いてみてください。
たった1枚入れただけでも写真に深みが増してきますよ^^折り畳んだふきんには「輪」と重ねたバラバラの部分とがあると思います。
カメラ側にどちらを向けるかでも印象が変わりますし、
畳み方もきちんと畳む・ざっと畳むでも印象が変わります。その他にも、もしフチに色が付いているふきんでしたら
それを見せるのか、隠すように折るのか?
見せるのなら何色?
手元に柄のふきんがあるけれど、それを使ったらどうかしら?
ふきんではなく、麻のランチョンマットを代用してみようかな?
折ると言っても、事前にアイロンをかけたほうがいい?いらない?
そんな小さな点に目を向けた時の気づきや発見が
スタイリングの楽しさのひとつでもあると思います^^「こんな雰囲気がいいな」というお見本的な写真・画像を見つけて
「主役のための下地使い」を観察するとすごく勉強になりますのでおすすめです^^1点、撮影ボードを縦に使っています。
横向きも試して違いを確認してみてください(^^)/3.カメラアングル
鍋の蓋をした状態は、鍋そのものの形を
わかりやすく伝えることができます。今回蓋をとり、レードルを入れた鍋を主役にしているということは
鍋という「物」を伝えたい・見せたい、と言うよりも
キッチンの雰囲気や作業している様子などを伝えたいのかもしれませんね^^今回のアングルは鍋の側面を正面から撮っています。
ぱっと目が行く側面に大きな特徴がありませんので
見る側は少し物足りなく感じます。たとえばロゴやイラストがありそれが特徴であるとか、
中身のお料理がチラッと見えると「何かしら?」と気になります^^
(視線を向ける時間が長くなる→じっくり見てもらえる)今回は基本としてアングルの違いを確認してみましょう。
まずはもう少し上から斜めに見下ろす角度で撮ってみましょう。
目安は鍋の「上の形」です。丸い鍋の場合、真上から見下ろすと(俯瞰)丸い形〇ですね。
今は鍋の側面とレンズの角度を合わせていますので
楕円でもほぼ線に近いですね。(白点線の楕円の幅を確認)この楕円の形がカメラアングルでどのように変わるか
その変化を確認してみてください。(シャッターを押さなくてもいいです)
鍋の縁から3~4cm程度、中が見える程度でも印象が変わると思います。違いが確認できましたら、心地よい楕円になったアングルで撮ってみましょう。
それでは調整をお待ちしております(^^)/
吉田
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2021年6月27日 1:45 pm #11087
吉田先生アドバイスありがとうございました
主役のための下地という概念がありませんでした
家にあった布巾(雑巾?笑)を敷いてみたら雰囲気がガラリと変わりびっくりしました -
2021年6月28日 9:14 am #11090
八木歩美さま
こんにちは 吉田です。
投稿ありがとうございます。>家にあった布巾(雑巾?笑)を敷いてみたら雰囲気がガラリと変わりびっくりしました
たった1枚、されど1枚ですね^^
白ベースの布でしたので、存在感は抑えながらも
あるとないでは大違いですね^^またお手持ちの中から「1色に揃える」の目線で
選ばれた様子が伝わってきます。もしかした赤系がお好きなのでしょうか^^
お手持ちのものの色が統一されていると
スタイリングに即使えるので良いですね^^
もしこれから何か買い足す時には
ご自分のカラーを心に留めながら選ぶと良いと思います^^この1枚の柄・質感が変わるとさらに雰囲気も変わってきますので
ご自分の好きなテイストも冷静に意識しながら(^^)
選ぶと良いかと思います^^前回に比べて今回は少しズームで撮影されましたでしょうか。
手前や奥のアイテムの大きさが違って写っているのがわかるかと思います。特に手前のふたはレンズに近いため、お鍋に対して少し大きく感じますし
奥のカッティングボードは、実際目で見るお鍋とのサイズ差が違うかもしれません。また、背景のタイルの写る範囲の違いや
撮影ボード手前の木目のラインが違うのがわかるかと思います。
前回は遠近差が出ているので奥に向かってすぼまってますね
(第1回目講義に一点透視図法のお話があったと思います^^)「寄って迫って」の「寄る」は、アイテムに対して
・ズームせずカメラそのものを寄せる
・少し離れた場所からズームでアイテムに寄る
では結果が違ってきます。この2枚は、主役のお鍋の大きさに差はほとんどありませんが
写る範囲(背景)やアイテムどうしの間隔(空間)、
お鍋の湾曲具合などを見ても違いがわかるので
これはカメラを扱う上でとてもよい勉強になったと思います^^ただどちらが正解というより表現の違いであり
前回と今回の結果を比べると
今回はアイテムの大きさに差があまりなく
自然に感じますね、良かったと思います^^次回へのアドバイスです^^
今回お使いのふきんはラインが入っていますね。
このラインの向きをどうするかによっても印象が変わると思います。
今回の向きは良かったと思います^^このラインに合わせて、今、正面向きのお鍋を
時計の2時方向に若干振って、お鍋の持ち手とラインの向きを揃えてみましょう。確認できましたら、ピッタリ揃えた角度を若干ずらすことで
自然さを演出すると完成度がさらにアップすると思います。
真正面はCMのような商品紹介にはピッタリです。
雰囲気(シーン)で見せるお写真は正面から若干外すと
人の気配を感じる自然さが伝わってくるかと思います^^今回はこちらでOKです^^
お疲れさまでした
今回の気づきを今後も活かしてみてくださいね^^
次回の投稿も楽しみにしております^^吉田
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