フォーラム一覧 › フォーラム一覧 › ◆準1級アドバンス講座 › 2020年準1級10月課題 › 10月課題「写真撮影の基本テクニック」辻本真奈美先生 松下仁子
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2020年10月12日 9:29 pm #10175
初めまして、松下と申します。
準1級初めての投稿で何をテーマにするか色々考えましたが、いつも実行している事をテーマにしてみました。
複数展開という事で、投稿で手こずってしまいました。(^^;;
写真サイズも調整してみたのですが、大丈夫でしょうか?
不安だらけの投稿ですが、、どうぞよろしくお願い致します。
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カメラはあるのにキレイな写真が撮れない、撮り方がわからないという方が多いように思います。
今日は一眼レフカメラで簡単キレイに撮るコツをご紹介します。
画像①
太陽の光を利用して撮影する時の光を自然光と言います。
自然光をうまく取り入れ、被写体の位置や撮影ポジションを変えながら撮ってみましょう。
人工的な光を使用すると反射したり影ができたりするので、まずは自然光で撮るのがおすすめです。
光が直射すると影が強くなるので、レースのカーテン越しの窓際等、光の柔らかい環境で撮ります。
※部屋の電気は消しておきます。
自分好みの光を把握し、F値やWBも好みによって変えていきます。
画像②
曇りの状態で、ただ何となく撮った写真。
暗くてインパクトが無く、植物の緑が表現できていません。F値が高いと背景のボケ感が少なくなり、暗めになりますので調整が必要です。
14:29 AWB 1/100 F6、3 ISO1250
画像③
太陽が出るのを待ち、テーブルをカーテン越しの窓際に移動。
明るい写真にしたいので、左から入る自然光と白いテーブルを利用し、そしてF値とシャッター速度を調整して撮影。植物本来の緑色が少し映えてきました。
14:31 AWB 1/200 F3、5 ISO1250
画像④
もっと明るさが欲しいので、植物をさらに窓際に移動し、寄って撮影。
より光を捉えられるよう、撮影ポジションも少し変えて右方向から斜めに撮りました。
光を意識してカメラの位置を変える事により、③よりも陰影がついて立体的になりました。
※明るくしたかったので、F値を調整。
※前面から光を当てると立体感がなくなるので、光は横や斜め後ろから当てるといいでしょう。
14:34 AWB 1/200 F2、8 ISO1250
画像⑤
光を捉え、植物だけでもキレイに撮れましたが、小物を置いてティータイム風にアレンジしてみてもいいでしょう。
イメージは「緑を愛でながらのティータイム」
被写体単体でもいいですが、そこから連想する小物を置いて撮影すると写真に表情が出て、見る人も楽しめますよ。
※光の色と強さが変わってきたので、WBを「白色蛍光灯」に、F値も好みに合わせて変更しました。
14:43 白色蛍光灯 1/200 F3、2 ISO1250
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2020年10月13日 8:02 pm #10176
松下仁子さま
はじめまして
今月から担当いたします吉田と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。>複数展開という事で、投稿で手こずってしまいました。(^^;;
私もまったく同じでした(^^;
お気持ちお察しいたします。それでも、早い投稿でそれぞれの画像も
縦カット、下地、見切れ、くの字、色の統一、奥行、椅子など
スタイリング10法則の活用や、カメラの使い方など
よく復習されていて感心しました^^今回しっかり付けてくださいました文章から
伝えたい気持ちがひしひしと感じます。その思いを写真で表現するのが複数展開ですが
今回4枚の画像を並べてみるとどれもしっかり作ってあるので
流れの強弱をもう少し付けても良いように思いました^^講義にてお伝えされていたと思いますが
複数展開の基本は、まず完成カットを作り、
内容に合わせて完成アイテムをバラして組み替え(作り替え)ていきます。今回は撮影テクニックについてですので、
まずは伝えたいこと基本のサンプル画像で表現し
その基本を踏まえると「こうなるよ」とスタイリング画像で見せてあげると
初心者さんにも分かりやすく、親切かと思いました。初心者さん、と決めてしまいましたが(^^;
「私の知識」を「誰に」伝えたいのか?
対象を具体化することはとても大切かと思います。
それによって伝える内容のレベルも定まりますし、
内容を絞り込むことによってよりわかりやすい
「基本テクニック」になるように思いました。添えてくださった文章を読むと画像1枚目の文章にポイントが詰まっていて
ここを複数展開するという考えもありかと思いましたが
今回は初めての複数展開ですので、現在の流れでさらに充実させていきたいと思います。1(5)枚目と4枚目は一旦こちらでOKですので
2・3枚目を一緒に考えてみましょう。【2枚目と3枚目】
ここでは「お天気の違い」で印象が変わることを伝えたいのですね。
すると画像は曇りと晴れの日の「対比」がポイントになるかと思います。まずは主役と下地(壁)だけのシンプルな構成で撮ってみましょう。
フォーラム投稿例の画像2を参考に「曇りの日」と「晴れの日」
それぞれを撮り比べてみてください。>暗くてインパクトが無く、植物の緑が表現できていません。
これがポイントに撮影するとわかりやすいかと思います。
撮影時、場所や写る範囲・カメラの角度は同じ状態で撮影してみてください。
(お天気待ちでしばらく三脚据え置きになると思いますが・・・)基本をお伝えしたあと、現在2枚目と3枚目の
スタイリングされた「曇りの日」と「晴れの日」につなげてみましょう。スタイリング画像も写る範囲やカメラの角度は同じに状態で撮影してみてください。
次に位置を変えたり、寄ったりする応用カットにつなげるためです。【4枚目】
「晴れの日」の応用ですね。
背景のソファーの分量も適量でよいと思います。
テーブル左辺の白飛びの分量が少~し気になりました。2点ほど。
グリーンやお花の場合、枯れた部分は取り除きましょう^^
また、水平をしっかり取りましょう(1枚目含む)今回はこちらでOKですが、もしお時間が取れるようでしたら
再撮影してみてください。それでは1回目のお直しです^^
1枚目:完成カット(現在でOK)
2枚目:※お天気の違い「曇りの日」
3枚目:※お天気の違い「晴れの日」
4枚目:※スタイリングされた「曇りの日」
5枚目:※スタイリングされた「晴れの日」
6枚目:発展(現在の4枚目でOK)
7枚目:完成カット(現在5枚目でOK)
どうぞ気をラクに楽しく再撮影してみてくださいね!(^^)!
それではお待ちしております^^
吉田千恵子
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2020年10月25日 11:14 pm #10214
吉田先生
丁寧な添削とアドバイスをありがとうございます。
初心者さん向けのテクニックをと思って色々考えながらの投稿でしたが、考えすぎて頭でっかち状態になってました。(苦笑)
確かに、晴れの日と曇りの日の対比があった方が違いが分かりやすく、印象が伝わりやすいですね。
天気を追いながら、また、水平も意識しながら撮り直しをしてみましたので、再度よろしくお願い致します。
………………………………………………………………………………………………………………………………
カメラはあるのにキレイな写真が撮れない、撮り方がわからないという方が多いように思います。
今日は一眼レフカメラで簡単キレイに撮るコツをご紹介します。
画像①
太陽の光を利用して撮影する時の光を自然光と言います。
自然光をうまく取り入れ、被写体の位置や撮影ポジションを変えながら撮ってみましょう。
人工的な光を使用すると反射したり影ができたりするので、まずは自然光で撮るのがおすすめです。
光が直射すると影が強くなるので、レースのカーテン越しの窓際等、光の柔らかい環境で撮ります。
※部屋の電気は消しておきます。
自分好みの光を把握し、F値やWBも好みによって変えていきます。
ここでは曇りの日と晴れの日を同設定で撮り比べ、自然光の有無による違いを見ていき、さらに自然光+カメラ設定による写真の変化を見ていきましょう。
画像②
お天気の違い「曇りの場合」
曇りの状態で、ただ何となく撮った写真。
暗くてインパクトが無く、植物の緑が表現できていません。F値が高いと背景のボケ感が少なくなり、暗めになりますので調整が必要です。
AWB 1/100 F4、0 ISO640
画像③
お天気の違い「晴れの場合」
晴れた日に画像②と同じカメラ設定で撮影。
自然光があると、同じ設定でも全く違う印象になります。
植物本来の緑色が少し映えてきました。
AWB 1/100 F4、0 ISO640
画像④
スタイリングをした状態での撮影「曇りの場合」
画像②③では、背景に白い板を設置していたので、それがレフ板となってやや明るく写っていましたが、背景を変えると、同じカメラ設定でもどんよりとした印象になってしまいました。
F値やISO感度を上げて撮ってもいいのですが、元が暗いため限度があるのとISO感度をあまり上げると画像が荒れるので、お勧めはできません。
AWB 1/100 F4、0 ISO640
画像⑤
スタイリングをした状態での撮影「晴れの場合」自然光が当たることにより、どんよりした状態から色がはっきりとわかる状態になってきました。
まだ少し暗いので、この場合はシャッター速度やF値、ISO感度を調整して好みの明るさにしていきますが、ここでは敢えて曇りの状態と全て同じ設定で撮影し、違いを比べています。
AWB 1/100 F4、0 ISO640
画像⑥
画像⑤より明るく綺麗に撮るべく植物を窓際に移動し、寄って撮影。
より光を捉えられるよう、撮影ポジションも少し変えて右方向から斜めに撮りました。
光を意識してカメラの位置を変える事により、画像⑤よりも陰影がついて立体的になりました。
※明るくしたかったので、F値とISO感度、シャッター速度を調整。
※前面から光を当てると立体感がなくなるので、光は横や斜め後ろから当てるといいでしょう。
上記の全ての写真を見ての通り、自然光の有無やカメラ設定によって写真の印象が大きく変わります。
まずは自然光が入る環境で、カメラ設定を調整しながら、綺麗な写真を撮ってみましょう。
AWB 1/200 F2、8 ISO1250
画像⑦
光を捉え、植物だけでもキレイに撮れましたが、小物を置いてティータイム風にアレンジしてみてもいいでしょう。
イメージは「緑を愛でながらのティータイム」
被写体単体でもいいですが、そこから連想する小物を置いて撮影すると写真に表情が出て、見る人も楽しめますよ。
※光の色と強さが変わってきたので、WBを「白色蛍光灯」に、F値も好みに合わせて変更しました。
白色蛍光灯 1/200 F3、2 ISO1250
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2020年10月27日 2:51 pm #10230
松下仁子さま
こんにちは 吉田です。
投稿ありがとうございます。お直し大変でしたね、
再投稿されてホッとしております^^2級講座のはじめに、フォトスタイリングの姿勢という講義があったと思います。
1枚の写真を撮るのに時間をかける、という内容です。今回のテーマはまさしくお時間がかかる内容ですが
ていねいに作業することでしっかり力が付くと思いますので
一緒に頑張ってまいりましょう^^それではアドバイスです。
曇りと晴れの撮る位置は揃たほうが視線が定まり見やすいと思います。
2枚を重ねてみるとアングルや位置の違いがわかります。
※重ねた薄い方が晴れです。
撮影日が異なるなど、一度ばらして再スタイリングする時
テープなどで印を付けておくと再撮影が少し楽です。ボード:ガラス器の位置
床:三脚(脚はたたまないほうが調整が楽です)
など。
それから、2・3枚目の画像ですが
これは2級講座「壁」の講義や実践でありましたように・アイテムと壁の距離(慣れるまでは20~30cm程度離す)
・カメラアングル、水平ライン(壁と下地のさかいめをどこに持ってくるか)
・アイテム手前の空間(どのくらい取るか)
などなど、いま復習するとすごく良くわかると思いますので
ぜひレジュメをふり返ってみてください^^再撮影ですが、今回は天気の良い日を優先し
カーテンや模造紙・障子紙など複数枚重ねた遮光で「曇り」を作ってみてください。その状態で三脚を使って晴れと曇りの違い(画像2~5)を撮影してみてください。
曇りは暗すぎないように、陰影のないのっぺり感を意識してみると良いように思います。・6枚目 7枚目(1回目)
6枚目がとてもきれいですので、同じ自然光の環境で
7枚目のスタイリング画像になると良いと思います。7枚目は前回一旦OKでしたが、全体の完成度を上げるためにも
ぜひ再撮影してみてください。
作業手順は6枚目を撮影 → お茶とお菓子を加えて撮影 です。7枚目はアイテムが増えますので、6枚目より撮影範囲が広くなってもOKです。
全体のまとめとして、ソファーのぬいぐるみを少し入れても良いですね。ティーカップももう少し入った方がゆったり見えますし
2級講座「寄って切る」では、何とわかる程度に切る、とありましたね。
マグカップやティーカップなどは取っ手に要注意です^^一日ですべての撮影が大変なようでしたら
・画像2・3
・画像4・5・6・7(あるいは4・5と6・7)
のようにトライしてみてください。
時間が異なると影の方向が変わりますので
準備を夜のうちに済ませて、翌日昼間に短時間勝負で撮影など
そのあたりもすこ~し意識してみてください^^それではお時間がタイトですが頑張ってください!(^^)!
お待ちしております^^吉田
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2020年10月30日 11:46 pm #10254
吉田先生
的確なアドバイスをありがとうございます。
気をつけて撮っているつもりでも、アングル等の微妙なズレが生じているものですね。(^^;;
三脚の使い方の甘さがよくわかりました。(苦笑)
再度撮ってみましたが、力が入ってしまい、少しズレてしまったかもしれません。
三脚についても、もっと練習しないといけませんね💦
撮影できた日の天候が微妙な感じで、光の加減がうまくできなかったのですが、出来る限りの状態で撮りました。
添削をよろしくお願いします。
画像①
リサイズしたら横が切れてしまいました💦
AWB 1/125 F2,8 iso1250
画像②
晴れの場合
AWB 1/100 F3,5 iso800
画像③
曇りの場合
AWB 1/100 F3,5 iso800
画像④
スタイリングした状態での晴れの場合
AWB 1/100 F3,5 iso800
画像⑤
スタイリングした状態での曇りの場合
AWB 1/100 F3,5 iso800
画像⑥
画像⑤より明るく、寄って撮影
AWB 1/125 F2,8 iso1250
画像⑦
明るい設定でスタイリングした状態で撮影
AWB 1/125 F2,8 iso1250
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2020年10月31日 4:11 pm #10263
松下仁子さま
こんにちは 吉田です。
投稿ありがとうございます。頑張りましたね!
見やすくなったと思います^^・1枚目(7枚目)
OKです。
前回より広めに撮影されました。
手前に本を入れたことで、ストーリー性がより高まったと思います。
季節的にも「読書の秋」でしょうか^^さらに
・紅茶の歴史本(カップの紅茶の種類は何かしら?)
・紅茶にちなんだ小説
・グリーンに関する本など、見る側の想像をかきたてるような
画像に深みがましてきましたね。
スタイリングの考え方、ばっちりでした^^アイテムの置く位置ですが
いま、グリーンとティーカップがほぼ横位置に置いてあります。
これをもう少しグリーンを奥に配置して、カップと前後差を付けると
縦カットの奥行もさらに感じられると思いますし
主役のグリーンは切らずにすべて入れられると思います。ぜひ確認してみてください^^
・2~5枚目
2・3枚目の位置のズレを調整してくださいましたね、OKです。
・6枚目
OKです
2~5枚目の画像について
設定ありきの撮影のようですので、曇りがどうしても暗いですね。
個人的には前回同様、曇りでも明るさはもう少しあってもいいかな、と思いました。ただ今回は同じ設定でもお天気の違いで明るさが変わるということのようですので
どのような写真をサンプルにするかは人それぞれになるかもしれませんね^^カメラ設定も含めてこのあたりもぜひ
辻本先生からもアドバイスをいただいてくださいね^^お疲れさまでした!
吉田
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